「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」は、地域コミュニティの伝統と遺産を保全するため、観光の強みを活かした地域からの優良事例を求めるべく、持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、地域において革新的で斬新な観光事業を実施する地域を見つけ出す取組です。
美山町は、各国で選抜された174地域からSDGに関連する各分野で評価を受け、世界で選抜された44地域の一つとして選定されました。
スマート農法や他社企業共同生産
スマート農法や他社企業共同生産
それが米づくりです。
京都美山の豊かな自然に包まれた環境で、古くから「きぐすりや」所有の田畑で、美山の清流と肥沃な土で農薬や化学肥料ほとんど使わない減農薬栽培にこだわり、自然の仕組みを利用しながら栽培しています。
また、2017年から熊彦やWorldLink&Companyの皆さんと一緒に休耕田を借り受け耕作面積を徐々に増やしてきております。日本文化の基本、里山の原点、とも言うべき田んぼその、景観を維持するのは人口減少、農業離れの著しい山村においては至難の業です。
日本が世界に誇る田園風景ですが、その美しい風景こそ、実は地元の農家さんたちが一生懸命農地を耕作することで守られている、つまりその土地で、農業活動が停止すると、景観が変わるということです。
しかしその基盤となる町は今まさに、人口減少による地域の縮小により危機的状況に置かれています。
全国的に人口が減少する中、人口増加を望むことは今後難しいでしょう。だからこそ、残すべき価値のある環境を有する町として強く発信していかなくてはいけません。
多くの方に、多様な自然・文化体験をしていただくため、その土地の風土を知り、感じてもらうこと、それが必要ではないかと考えています。
わたしたちが、自然の力を借りて手塩にかけてつくったお米を食し、その産地であるこの町を訪れる。 そうすることで、今よりさらにこの土地の魅力と価値を感じていただけることでしょう。そして、この土地の環境を守ることが、都会の人の生活にとってとても大切なことであると感じていただけるはずです。
そうして守られた田舎の自然環境は、必ず都会の人にも学びの場を提供してくれるからです。
わたしたちのお米を理解してもらうこと、これは単なる農業という業態の維持や自然環境の保全ではなく、みんなの「未来をつくる」作業でもあるSDGsの理念とも合致するのです。
使い捨てアメニティ削減のため、マイ歯ブラシやマイ櫛、マイひげ剃りの持参を推奨いたします。要望があれば米由来のバイオプラ仕様の歯ブラシを提供可能。
例:聴覚障害者向けに字幕を表示できるテレビの設置
浴室内備品(シャワーチェア等)、 筆談器具・コミュニケーションボードを用いた施設の案内
車椅子の通行幅を確保するための机・椅子の配置、移動 等